mimiの憂いの篩

頭を巡る様々な考えを書き出す

美容室、自己肯定感が乱気流。

美容室に入って待っている間、周りがおしゃれで嫌になる。それなりにおしゃれにしてきたはずなのに〜とか隣のお姉さんや向かいのお兄さんは美容室が不要なほど美しい。
自分が悪いのだ、日々の行い、日々の怠けだらけがここに来て災いし、私は美しくない現実を私自身がまざまざと感じてしまう。しかし

否!待てと。私はここに何しに来た?美容室とは何するところ?美しさに磨きをかけていただく、。ゲームあーダメだ磨くってことはそもそも頑張ってる人の最後の仕上げなんじゃんね?

 

 

 

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落ち着け私。
今日の情けない私でも、今ここで少しキレイにしてもらえば、ブランニュー(Brand New)な私が爆誕。明日からミュージカル並に楽しい。

カラー中

 

シャンプー中

 

乾かし中

 

なんで?このナイロンの着るやつ、ローブみたいな園児のスモッグみたいなこれ首から着けられると、めっちゃか大きい。なんで?なんならカラー中は特に酷い気がする。髪の毛がペタンと貼り付いてるせいにしてたけど、絶対それだけじゃない。


二重あごが目立つ、ぽっぺが不必要にぷっくりしてる、化粧がテカってる、脂ぎってる気がする。よもや脂ぎってるのか、ごめんよ美容師さん。次会うときにはひと回り痩せてよう!

 

 

 

カットしてサラサラで、自己肯定感爆上げされる。
いい匂いするし、髪も巻いてもらって、前髪もさらふわでOL、女子大学生、女子アナともいい勝負なんじゃない?と思って声高らかに「ありがとうございました♪」て、スモックを取られた瞬間、現実が姿を表す。あれ、ダサくない?渾身のオサレダサくない?
でもでも、ガラスに映る首から上は盛れてる、家で着替えりゃいいでしょ。と上機嫌にお会計を済ませ、颯爽と街を歩く心は女優。

 

 

帰宅し、手を洗う為に見た鏡に映ってる私。悪くないけど、なんだかアレ?さっきの私ではない。颯爽と歩いたせいか髪は乱れいつもに近い顔のいい髪型の私。ついでにお風呂に入って目にする体がいつもよりたるんで見えて、いい髪型とのギャップが切ない。

 

次までに痩せるという気持ちも生活に馴染み、いつしか埋もれ、色褪せる、髪が退色するがごとく。

 

次の美容室ではじめに戻る。